日本と海外のローヤルゼリー
青汁などと並んで健康食品の代表格ともいえるローヤルゼリーですが、
海外にもローヤルゼリー文化は広く浸透しています。
日本のものと海外のものでは具体的に違いがあるのかどうかを考えてみたいと思います。
ローヤルゼリーの生産国として有名なのは、
温暖な気候がハチの飼育環境に適している台湾やタイなどがあります。
一部、中国の青海省などでも広大な土地を活かした大規模なローヤルゼリー作りが行われていますし、
アジア以外ではオーストラリアやニュージーランドも原産国として有名です。
日本も含め、いずれの国もすべて温暖な気候であり、
安定してハチが蜜や花粉を採取できる環境であるという共通点があります。
外国産と国産の大きな違いの一つ目は「花の種類」が挙げられます。
花粉が採れるのであればミツバチは基本的にどこにでも飛んでいくのですが、
気候条件やその土地によっても咲く花は違います。
よって、タイとオーストラリアでは同じローヤルゼリーでも違う種類になるといえるのです。
実際、口に入れると舌触りが異なることがあるのはそのためと考えられます。
国内でも、東北や北海道など北日本地域では、
クローバーなどの寒さに強い花がハチに好まれる傾向にありますが、
沖縄など暖かい地域ではドラゴンフルーツの花が人気なのだそうです。
このように日本国内でもハチが採取に使う花には違いがありますから、
さらに多様な花から作られている海外のローヤルゼリーについても、
国産のローヤルゼリーと比較しながら食べてみたいものです。
使用される花の種類によっては、
アレルギーや皮膚病などさまざまな病気を予防する免疫力向上に抜群の効果を発揮するものや、
プロポリスにも負けないほど抗菌性が高いものなど「効能」についても違いがあるそうです。
ローヤルゼリーで本格的に健康を目指そう!と思ったら、
購入する前に原産国や原産地、もっと言えば花の種類などにもこだわりを持って選んでみると良さそうです