ローヤルゼリー

ローヤルゼリー古今東西

栄養素の宝庫でもあるローヤルゼリーの大部分は、
実は中国産や台湾産であることは意外に知られていない事実。
国産のローヤルゼリーは全体の1割にも満たないと言われていますが、
今回は国産の外国産の実情について考えてみたいと思います。

ローヤルゼリーはミツバチが採取した花粉と蜜によって出来る食品ですので、
まずミツバチを飼育できる環境が必要です。
もちろん肉食のスズメバチはローヤルゼリーを作ることができません

日本全国に数ある養蜂場のなかでもハチが安定して活動できるのは中国地方や九州、
沖縄地方などの温暖な場所や、夏場に気温が高くなる岐阜県や長野県などの高原地域の養蜂場が有名です。
ミツバチが一年を通して活動できることが何よりも重要であり、

逆に北海道や東北など冬に気温が大きく下がる地域はローヤルゼリーの産地にはなりにくい側面を持っています。
日本は北から南までが同じ気候ではなく、南に行けば行くほど温暖になる国です。
そのため、必然的にローヤルゼリーが作られる場所も限られてしまうのです。

台湾は沖縄よりもさらに南にある島国で、一年中温暖な気候が続く場所です。
ハチにとって花粉や蜜が一年中安定して確保できる環境にあるため、
ハチミツはもちろんローヤルゼリーについても継続的に採取することが可能です。
同じく中国の青海省についても、大陸性の気候で冬の間も暖かく、
夏は短く涼しいという特徴を持っているためハチが動きやすい環境にあります。

こうした点から考えても、日本には冬が非情に厳しい地域が存在するため、
限定的な場所でしかハチが活動できないのに対し、台湾や中国の青海省などは暖かな気候が長く続くため、
ローヤルゼリーの世界的な産地であり続けられるというわけです。

ただし、外国産のローヤルゼリーに関しては品質管理が十分でない場合があり、
注意が必要です。一年中安定して供給がされるからといって、
安全が守られていなければあまり意味がありません。
また、 ローヤルゼリーの液状とサプリメントの効果の違いについての解説をしているサイトもあります。


そういった意味では国産の方が良いということになりますが、
その分価格が高く設定されている場合があるので、よく考えてから購入するようにしたいものです。
こちらのサイトの解説を読んでローヤルゼリーで長寿を目指そう

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